「ハイチ大地震報告会」 〜今、ハイチで起きている事、求められる支援の開催について
2010年1月12日、ハイチ共和国においてM7.0規模の地震が発生しました。被害は甚大で首都ポルトープランスは壊滅的状態に陥り、死者は20万人を超えていると言われています。
現在、ハイチの状況はどうなっているのか。緊急医療支援に入られた、AMDA代表の菅波茂氏、JICA国際緊急援助隊医療チームの中井隆陽氏にハイチの現状について報告いただきます。その後、ハイチの社会政治的な現状をハイチ出身のピエールマリ・ディオジェン氏、ハイチ支援者の岡智子氏にお話いただきます。どうぞご参加ください。
【日 時】
2010年2月27日(土) 18:00〜20:30
【会 場】
関西学院大学 大阪梅田キャンパス 1408号室
〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー14階
TEL 06-6485-5611
【報告者】
◎ 菅波 茂 氏(すがなみ しげる)
AMDAグループ代表 医師 ・ハイチ大地震後Jimaniにて医療支援・アスカ国際クリニック院長
2010年1月20日 AMDAハイチ大地震緊急医療支援に日本からの第二次チームとして隣国ドミニカ共和国入り。国境の町ヒマニ等で被災者の医療状況等確認。AMDA多国籍医師団のハイチ及びドミニカ側での活動を統括する。医療法人アスカ会理事長。
■「AMDA」について
国連経済社会理事会より総合協議資格の認証を受ける(世界で136番目、日本のNPO法人で初)
AMDAホームページ: http://amda.or.jp/
◎ 中井 隆陽 氏(なかい たかよ)
2010年1月ハイチ大地震と2005年パキスタン地震 JICA国際緊急援助隊医療チーム・看護師
大阪の大学病院の救命救急病棟勤務時、阪神大震災に遭遇したことがきっかけでJICA国際災害緊急援助隊・登録看護師となる。そこから青年海外協力隊を受験、コートジボアール、マダガスカル共和国にて看護活動を行う。」帰国後、2005年パキスタン地震時JICA緊急援助隊医療チームに参加、2009年フィリピンケッツアーナ台風による水害時、特定非営利活動法人災害人道医療支援会(HuMA)医療チームに参加。
現在は嘱託養護教諭、青少年財団など児童対象のキャンプの同行看護師。
青年海外協力隊大阪府OBOG会・会長、NGO医療通訳研究会(MEDINT)看護部に所属し、青少年や看護師を対象として、異文化理解の啓発活動を行っている。
◎ PierreMarry Diogene 氏(ピエールマリ ディオジェン)
ハイチの首都Port-Au-Prince北東10kmのLa Plane地域出身・2008年3月来日・大阪在住
ハイチの首都ポートプランスのラプレン地区出身。エンシュ市の高校で情報処理の教師をしていたときに現在の妻と知り合い、2008年3月に来日。その後日本で結婚した。現在は大阪に住みリサイクル工場に勤務している。今回の震災で家族のうち姉と弟が犠牲になった。出身地域の復興のための支援方法を模索し、2月28日より、ハイチへの一時帰国を予定している。
◎ 岡 智子 氏 (おか ともこ)
ハイチ支援者 (ハイチの会・ハイチ友の会 )・2007年に7ヶ月間ハイチにて支援を行う
青年海外協力隊としてセントルシアに派遣されていた際にハイチを知り、関心を持ち始める。2000年8月に帰国後、同10月に在日だったハイチ人と共にハイチを初訪問。その後2度ハイチに渡りポートプランスの子供病院でボランティアをする。2007年6月〜2008年1月NGO「ハイチの会」の現地スタッフとして、エンシュ市で学校建設プロジェクトに関わり、同2月に太陽光発電設置プロジェクトチームに同行した。
【主 催】
関西学院大学災害復興制度研究所
【参加募集】
50名 (参加費無料)
【申 込 み・問い合わせ】
関西学院大学災害復興制度研究所
E-mail:[email protected]
TEL: 0798-54-6159
FAX: 0798-54-6997
【告知ちらし】
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