日時: 2012年11月18日(日) 13:30〜17:00(13時開場)
場所: 関西学院大学 丸の内キャンパス (東京駅日本橋サピアタワー10階)
共催: 日本災害復興学会
演題: 『災害復興と人びとの幸せ』
趣旨:
副題は、「−成熟社会のモノサシをかんがえる−」「―中越・東日本・ブータンから考える幸せと災害復興―」。
草郷さんからは、東日本大震災を経験した私たちが、日常生活や人生において何が大切なのか、どのような社会で生きたいのかを改めて考えるようになったこと、それについてブータンの国民総幸福に触れながら、「つながり生成型共生社会」の提案、そのための具体的なアプローチを話していただきます。高橋先生からは、震災による被災地の方たちの健康や暮らし、人生観、幸福度の変化といった、災害とひとびとの幸せの関係、その実態をお話しいただく予定です。宮本さんからは、中越や、神戸、東日本の復興曲線から、被災された方の復興を支えるものが物質的な復旧・復興だけでないこと、また深刻な被害を受けられた方が不幸の連鎖のようなスパイラルに陥ってしまうことなどの例を紹介した上で、多様な復興の在り方とそれがどのように時に収れんするのか、また支えることができるのか。青木先生からは、医師の立場から、「痛み」なるものが、まずは個別的であるという前提の上で、どのようにその一人ひとりの痛みとコミュニケーションをはかっていくのか、痛みのスケールの紹介を交え、お話いただきます。
≪プログラム≫
・13:00〜13:30 (開場)
・13:30〜17:00 (講演と質疑)
【報告者】
関西大学社会学部教授 草郷 孝好 氏
JICA(国際協力機構)研究所研究員 高橋 義明 氏
京都大学防災研究所特定研究員 宮本 匠 氏
青木クリニック院長 青木 正美 氏
【パネル討論】
コーディネーター 社団法人中越防災安全推進機構 復興デザインセンター長 稲垣 文彦 氏
総合司会 関西学院大学災害復興制度研究所教授 山中 茂樹 氏
参加定員: 70名 (入場無料)
申込方法: 参加ご希望の方は
・氏名
・連絡先(Emailアドレス又は電話番号)
・所属機関
・研究会開催日:11月18日(日)
・研究名:第5回公開セミナー
を明記の上、下記アドレス宛にメールにてお申込下さい。
参加申込用アドレス: [email protected]
※お申込時点で、既に受付が終了していた場合は、その旨折り返しご連絡させていただきます。
(受付完了のご連絡はいたしません)
※入館には事前登録が必要です。
当日は会場受付にて申請したお名前をお伝えください。 入館カードをお渡しいたします。