日時: 2012年6月10日(日) 13:30〜17:30(13時開場)
場所: 関西学院大学 丸の内キャンパス (東京駅日本橋サピアタワー10階)
共催: 日本災害復興学会
演題: 『想定見直し 首都直下地震』
趣旨:
首都直下地震の想定見直しを進めてきた文部科学省の研究チームが3月30日、マグニチュード(M)7.3の 「東京湾北部地震」が東京都・千葉県境の東京湾岸で発生した場合、東京都江戸川区、江東区、品川区、大田区、川崎市など広い範囲で震度7の揺れが予想されると発表しました。国は今後、「最大震度7」を念頭に首都圏の被害想定や防災対策を見直す方針で、首都圏の各自治体も防災対応の見直しを迫られています。
また、東日本大震災の発生以降、北米プレート側のひずみは解消されたものの、抵抗する力が少なくなった分、太平洋プレート側はより沈み込みやすい状態となり、引っ張りの力に耐え切れなくなった太平洋プレートが引きちぎれ、プレート内のごく浅い場所で正断層破壊が起こるという「アウターライズ地震」の危険性も新たに指摘されています。
そこで、首都直下地震研究の第一人者である明治大学の中林先生、東京大学地震研究所の纐纈先生、大木先生をお招きし、想定が見直された首都直下地震を中心に日本列島異変の現状を学びます。
≪プログラム≫
・13:00〜13:30 (開場)
・13:30〜13:40 挨拶
・13:40〜14:25 大木聖子氏(東京大学地震研究所 助教) 「東日本大震災とその後の首都圏」
・14:25〜15:10 纐纈一起氏(東京大学 地震研究所 教授) 「首都直下地震の震度予測」
・15:10〜15:20 (休憩)
・15:20〜16:20 中林一樹氏(明治大学大学院政治経済学研究科 特任教授)
「東京都の被害想定について」
・16:20〜17:00 パネルディスカッション・質疑応答等
参加定員: 70名 (入場無料)
申込方法: 参加ご希望の方は
・氏名
・連絡先(Emailアドレス又は電話番号)
・研究会開催日:6月10日(日)
・研究名:第2回連続公開セミナー「災害多発時代を迎えて」―「想定見直し首都直下地震」
を明記の上、下記アドレス宛にメールにてお申込下さい。
参加申込用アドレス: [email protected]
※お申込時点で、既に受付が終了していた場合は、その旨折り返しご連絡させていただきます。
(受付完了のご連絡はいたしません)
※入館には事前登録が必要です。
当日は会場受付にて申請したお名前をお伝えください。 入館カードをお渡しいたします。