関西学院 災害復興制度研究所

研究所概要

所長あいさつ

所長あいさつ

 2011年3 月11日に発生した東日本大震災は、21世紀の文明社会に生きる私たちに突き付けられた大自然からの挑戦状かもしれません。これをしっかりと受け止め、失われた数多くの命とさまざまな犠牲に報いるための持続的な取り組みが求められています。関西学院大学災害復興制度研究所は、室崎益輝前所長のときから本震災をはじめ、その前後に起きた自然災害を受けて被災地が抱える諸問題を見つめ、研究所としてできる独自の取り組みを積み上げてきました。私は室崎前所長の後を受けて本年(2013年)4 月1日より、この研究所の3代目の所長を拝命しました。私はこれまで総合防災学、特に災害の総合的なリスクマネジメントという新しい学際融合的な研究分野を拓く努力を続けてきました。災害リスクの軽減を目指した社会システムづくりや「地域経営まちづくり」のフィールド研究もライフワークとして進めています。ささやかですが、このような私の専門的知識・経験も補助的な軸として添えながら、本研究所がこれまで築いてきた取り組みをさらに深化・進化させる触媒役を果たすことができればと念じています。よろしく皆さまのご協力とご鞭撻をお願いします。

 

関西学院大学 災害復興制度研究所 所長 岡田 憲夫(総合政策学部教授)

 

  

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